寝る前5分のストレッチで快眠体質に|抱き枕を使った「脱力ヨガ睡眠法」

「眠る前の5分」を侮るなかれ

夜、眠ろうとしてもなかなか寝付けない。
そんなとき、ほとんどの人は「心が疲れてる」と思うけれど、
実は“体”が休む準備をしていないだけなんです。

昼間の緊張や姿勢のクセが、筋肉に残っている。
それがまるで「微弱な電流」みたいに神経を刺激して、脳に“起きてろ”と指令を出すんです。

でも、安心してください。
そのスイッチを静かにオフにする方法がある。
それが──抱き枕を使った“脱力ヨガ睡眠法”。

抱きしめる安心感と、体をゆるめるストレッチ。
このふたつを組み合わせると、眠りの質がびっくりするほど変わります。


「力を抜く」という最高の技術

眠る直前、あなたの体はどんな状態でしょう?
肩がこわばっていませんか?
歯を食いしばっていませんか?

脳は、体の“緊張”を読み取って行動モードを続けます。
つまり、「力を抜けない人」は「眠れない人」。

ヨガでもマインドフルネスでも、最後に必ずやるのは「シャヴァーサナ(屍のポーズ)」です。
これは、意識的に“何も頑張らない”練習。
抱き枕を胸に抱いて、このポーズをベッドでやると、
神経が「もう安全だ」と理解し、副交感神経が優位になります。

ポイントは「脱力の呼吸」。
3秒吸って、7秒で吐く。
息を吐くときに、枕に少し体を預けるように。
抱き枕が、あなたの体を「受け止めてくれる存在」に変わります。


夜の抱き枕ストレッチ3選

① 肩こりをほどく「クロスハグストレッチ」

  1. 仰向けになって抱き枕を胸に抱える。
  2. 右手で左肩、左手で右肩を包むようにクロス。
  3. ゆっくり深呼吸を3回。

肩甲骨がじんわり広がり、背中の熱がふっと抜けていきます。
「おつかれさま」と自分の体にささやくような気持ちで。

💡ポイント:息を吐くとき、肩の重みを感じると脳が“安全モード”に切り替わります。


② 腰の緊張をゆるめる「ひざ抱えロール」

  1. 抱き枕を太ももの上に乗せて、両手で抱えます。
  2. 息を吐きながら膝を軽く胸に引き寄せる。
  3. ゆっくり左右にゴロン、ゴロン。

これだけで腰の筋肉がゆるみ、骨盤の歪みが整っていきます。
まるで「自分で自分をあやしている」ような安心感。

💡コツ:目を閉じて、枕の温度を感じると眠気が自然に訪れます。


③ 足のむくみを流す「ゆる脚バタリ」

  1. 抱き枕を足首の下に置く。
  2. そのまま脚を少し高くして、10秒キープ。
  3. ゆっくり足を左右に倒すように動かす。

リンパの流れが促され、足先からぽかぽかしてくるのがわかります。
特に立ち仕事や冷え性の方におすすめ。

💡プチアドバイス:足首を包むような柔らかい素材の抱き枕を選ぶと、血流効果が高まります。


「眠り上手」になる人の夜習慣

眠りとは、努力ではなく“整える行為”です。
照明を少し落として、スマホを遠ざけて。
あとは、抱き枕を胸に。

すると、心が「今日のわたし」を受け入れてくれる。
体が「もう大丈夫」とつぶやいてくれる。

わたしがこの習慣を始めた頃、
毎晩ベッドに入るのがちょっとした“儀式”になりました。
体がほぐれると、心も素直になる。
まるで恋人に「おやすみ」と言われたみたいな安心感。
(でも、現実は抱き枕が恋人ですけどね。)


わたしのおすすめ抱き枕3選(ストレッチ向け)

商品名特徴リンク
【1】ボディラインフィットタイプ体のカーブに沿って支えてくれる。ストレッチにも最適。楽天で見る
【2】ふんわり低反発ロングピロー柔らかい抱き心地で肩や腰をサポート。楽天で見る
【3】冷感素材リラックスピロー夏も快適。足の下に置いても気持ちいい。楽天で見る

💡選び方のコツ

柔らかすぎず、少し“支えてくれる”弾力のあるものがベスト。
体を預けても沈みすぎないタイプが快眠を誘います。


結論──眠りとは「自分に帰る時間」

夜のストレッチは、体だけじゃなく“心の整理”でもあります。
抱き枕を抱いて深呼吸をするたび、
「今日という日が、ちゃんと終わっていく」実感が生まれる。

寝る前5分で、体も心もふわりと軽くなる。
明日のあなたが少し優しくなれる夜を、
今日からはじめてみませんか?


👉 次回予告
**次の記事では、「眠りを育てる朝習慣」**をテーマに、
“快眠の余韻をそのまま1日につなげる”方法をお届けします。

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yasmii ヤスミ―
菩薩系予祝講師
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